本日をもって「分け入つても分け入つても本の山」第二部の終了を宣言します。
第一部がいつ終わったかご存じないかたも多いでしょう。
去年の2月に国外逃亡したとき、第一部の終了を告知申し上げました。

今日からお酒もご本もぱったりやめます。
飲酒と読書というふたつの悪癖をストップする。
とりあえず1週間の予定ですが、どうなるかわかりません。
我慢できないでお酒をのんじゃうかもしれませんから。
まさかとは思いますが禁酒で鬱状態におちいり自殺してしまうこともないとは限りません。

たくさん好きな本を読めてとてもよかったと思います。
どうしようもない人生のせめてもの救いです。
最後に心酔するストリンドベリ、山田太一、
両氏の作品をたらふく詰め込むことができたのは僥倖(ぎょうこう)でありました。
たとえ明日死ぬことになったとしても、
それほど悪くない人生だったと自分をごまかすことが可能かもしれません。

1週間、今後の身のふり等について考えてみたいと思います。
とはいえ、ヨンダくん(プロフィール写真参照)からは笑われているんです。
「またおかしなことを。いつものあれですね。どうせなにも変わりませんよ」
ムカッとしますが、たしかに1週間酒を抜いたくらいでなにかあるとは思えないのも事実。

いま、読みたい本をすべて読んでしまった静かな心境におります。
もとより、読みたい本なら一生かかっても読みきれないほどあるのです。
けれども、読まずに死ねるか、とまで思い入れがあるのはストリンドベリ、山田太一のみ。
ほんとうに読み終える日が来るとは思わなかったので、ふしぎな気分です。

演劇もついに世阿弥まで到達してしまいました。
演劇に興味を持ったきっかけはシェイクスピア翻訳者の福田恆存。
ギリシア悲劇に端を発する西欧演劇全般を戯曲で読みあさりました。
日本演劇も近松、黙阿弥と来て、とうとう世阿弥まで行き着きました。
わが国の現代演劇を読んでいないのは心残りですが、あれは女子供の暇つぶし。
とりたてて戯曲で読むほどの価値はないのかもしれません。

ブログを閉鎖することはありません。
かえって暇だからくだらぬことを書き散らすかもしれません。
とはいえ、「本の山」の雑記は、ほとんど鯨飲後の酩酊状態で書いています。
酒ものまない沈んだ頭脳で、ああもどうでもいいことを書けるかは疑問です。
そうそう、お願いしておかなくては。
禁酒で精神が弱ると思うので、あまり手厳しい批判コメントはご遠慮ください。

長いこと、おつき合いくださり、ありがとうございました。
雑記くらいは書くでしょうが、「本の山」第三部があるかは未定です。
ふふふ、たかが禁酒するくらいで大げさでしょう、まったく(笑)。
もしかしたら明日あたり泥酔して書き込むかもしれないというのに。
こういった演戯過剰なところが「本の山」の魅力なのだとご理解くださいませ。
それでは、最後は柳沢慎吾ふうに決めてみたいと思います。

「(本よ酒よ)あばよ!」