母の実家の近くにあった貧民の巣窟、スラム足立区にある西新井大師。
所用のついでにおもむく。
帰途、ついでの大師ついでに床屋に寄って、
そこでたまたま万札しかなかったら、両替してこいと叱られる。
うちは千円札しか受けつけないからな。いいか。がらわりぃ。さすがは東京いちのスラム。
なんだか足立区のおやっさんに怒られてしまう。
ちなみにおれのあたまは850円(カットのみ)。

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西新井大師に30年ぶり以上に詣でる。おみくじは200円なので買わなかった。
母親の家系はみんな死んだ。
「もうすぐそっちに行くからね」と手を合わせる。
30年、いいことはなかったが、家系的な、西新井のちからかもしれない。
西新井から浮間舟渡は2万歩強。

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もうすぐ死出の旅路の門出、沖縄石垣島に行くのでゴーヤチャンプルーをつくってみる。
日本よりも台湾に近い石垣島ってパスポート必要? 日本語通じるの?
泊まるの1300円の男女相部屋だけど、なにそれ? 1週間いても万札が飛ばない。
ピーチ。往復航空運賃6330円なんですけれど、うちから成田空港と変わらないって話。

20年まえの下川さんの本で、
沖縄の食堂では泡盛3合が5百円で売っていると書いてあったが、
それはいまもなの? ゆるいの? ガバガバなの?
2万歩以上歩き、帰宅するころ、そういえば禁酒中で家にビール(もどき)がない。
いちばん近いファミマにてTポイントで購入。

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ゴーヤチャンプルーを先取り。つくるのはちょろかった。レシピ見なかったもの。
バブル時、父が脱サラをして焼鳥屋を始めたとき、
沖縄の人がよく来てくれると言っていた。
母は灰谷健次郎の「太陽の子」を聖典のように崇めていた。
わが人生にバブルは(バイブルも)なかったが、いまこそ、そのときなのかもしれない。
悪い日ではなかった。
慶應の若い医者の言うことが本当なら、生きることを大切にしなければならないと思う。
5年生存率20%――もう1年経ったからあと数年かもしれない。
10年後のことどころか、5年後のことも考えていない。来年のことさえあまり考えていない。
「1日1日を大切に生きてください」
そのように作家で精神科医の先生からメールで言われた記憶がある。
生きるというのは、突き詰めると「食べる、眠る、遊ぶ」のような気がする。
しかし、不眠症だし、遊びごと全般をよく知らない。

塩分摂取量の関係もあるのだが、
むかしはよく食べていたカップ麺を本当に食べなくなった。
残りわずかかもしれない1食を、安易なインスタント麺で費やしたくないのである。
いきおい料理に凝るようになる。むかしはよくやっていたものである。
インド料理はワンプレート主義の食堂がある。
ひとつの皿にぜんぶ乗っけてしまうのだ。
1皿ずつ出てくる日本の懐石料理とは正反対と言えよう。
あれは好きなように食べてくださいという意味なのだと思う
(むろん食器洗いの手間を省いている面もあろうが)。
口の中で好きな組み合わせを探しながら、どうか多様性を味わってという。
いろいろな味をミックスさせて、お口の中で自由に料理してね、みたいな感覚だろう。

昨夜、ノンアルビールのつまみにつくったのはまさにそれ。
一応、かつおのたたきをメインにしているが、どの組み合わせて食べてもいい。
ワンプレートに魚と湯葉豆腐、野菜3品。つけだれは3皿。
セロリを入れておいたから、かなりそれ次第でも味が変わる。
準備するのはめんどうだったが、酒なしで楽しい孤独宴会ができたと思う。
塩分摂取が多すぎるかもしれなく、そこは反省して、今日の食事で調整する。
むかしはワンプレート多彩主義だったような気がする。
公立小学校、公立中学校、プロレス、アイドル、芸能界、傷痍軍人や食えない芸術家、
賢愚貴賤貧富――いろんなやつがいて短所もあったが、それなりにおもしろかった。
ごった煮であった。

いまは社会全体が創価学会のような金太郎飴状態になっている気がする。
アイドルやプロレスラーの区別がつかない。
人からのすすめもあり「おっさんずラブ」の劇場版を見たら、
美青年3人の識別ができなくて、まこと難儀であった(おなじ顔つきだろ?)。
だからといって、下手に自分を出すと、
精神科医からパーソナリティ障害の診断を彼の内心でされかねないので、
そっち面での注意も必要だからなかなか厄介だ。
嬉々としてみんなとおなじにチェーン牛丼屋に行って、
キャンペーンの商品をかっこむやつは精神科や心療内科に縁がない気がする。
当方は猫舌だから外食は苦手である。
むしろ冷めてからのほうがおいしいと感じる料理がいくらだってある。
こういう猫舌は居酒屋の宴会や会食で損をすることが多い。
人気の熱いものは、猫舌ではないものにさっそうと奪われてしまう。
孤食は嫌いではなく、むしろ自分のペースで食べられるので味がよくわかる。
さみしがりやな面もあるが、同時に孤独もまたどこかで愛しているのだろう。

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基本、会った人しか信じないよねえ。
あいどん師匠ともシナセンとも相対(そうたい/八王子用語)しているわけだ。
八王子BMWはもう限界に近い。
出版はパレードブックスのS(アラフォー女性)を使用しろ。
理由は、自分の自費出版の担当でお気に入りだから。言うことを聞くから。
Sは見積もりを2週間と言っておきながら、なんの連絡もなく1週間の遅延。
わたしがS(アラフォー女性)に会ったら今度は、
パレードブックスのSだけは使うな。裏から手をまわしたからな、とメールで支持。。
八王子ルール、俺ルールはころころ変わる。
自分は絶対に正しい。
いざとなったら顧問弁護士に言いつけて民事裁判をするからな。
八王子の町中グループを舐めるなよ。
我慢も限界に近いのに、ドタキャンばかりの八王子BMWが相対したいとのこと。
さすがにもう無理っしょ。
前日に会うかどうかを決定とかドタキャンの連発とか重要人物アピールの濃さがね。
S(アラフォー女性)もお客の八王子BMWのことをけっこう、その――。
商売だからやっていますって、厳しいことを言っていたのに
学費がやたら高い偏差値の低い、
帝京大学病院に顔面神経麻痺の権威の医者がいる。
周囲のナースや事務員が(帝京の人だが)、その権威をほめそやすこと。
本当は教授にも院長にもなれるのに、
あえて講師の身分にとどまっている人格者とのこと。
アフリカの貧民を救う活動もしているらしい。
とにかく、顔面神経麻痺の日本一の権威、ゆえに最高権威らしい。
特別枠で診ていただいたが、威張った偉そうなやつだったなあ。
早朝、受付に行ったら、
彼が雑誌取材されたコピーを渡され、よく読めと事務員に言われる。
いかにもな宣伝めいた広告のような雑誌記事。
で、顔面神経麻痺の最高権威は態度が悪い。
検査をしたのだが、痛いと言ったら「このくらい我慢しろ」と怒鳴りつけられた。
「根性のねえやつだなあ」
「手術するかどうかの決定権は俺にあるんだぞ」
本当はそれは実際手術をする脳神経外科医。
権威の診断結果は、「治らない」――。
しかし、自分のところに通えば治るかもしれない。
そのころは大和ハウス関連でアルバイトしていた。
「平日は無理です」
「じゃあ、一生治らないな」
あなたの外傷性顔面神経麻痺は一生治らない。
いまのわたしの顔はお会いして拝見していただくほかないが、そのう。
数週間後にその顔面神経麻痺の権威の彼の肩書を見たら、
非常勤講師から名誉教授になっていた。
名誉がわからない。
八王子BMWとか名誉ばかり気にしていて、
名誉仏教家になって仏道を四国の民に説いて、さらに名誉を増したいらしい。
地方新聞に取り上げられたいということだろう。
田舎名士を目指しているところが、おのれの器を知った還暦らしく物悲しい。
最初に名誉毀損うんぬんを言われたのは、インド学(ってなに?)の非常勤講師。
彼の本の感想を書いてあげたら、名誉棄損で訴えるって。
非常勤講師でそんな金があるのか? よほど家が太いのか? 
いいか、裁判は無料じゃないぞ。
大学非常勤講師レベルでも名誉があるんだなあ。
あるいは食えない非常勤講師にこだわる精神が名誉心というものなのかもしれない。
大物になるほど名誉毀損うんぬんは言わなくなる。
わたしが名誉を問題にしないのは、大物だからではなく、そもそも名誉がないから。
悪口を書かれても、その人にはそう見えたんだろうなあ、としか。
嫌われちゃったか、くらいにしか思わない。
自費出版会社は人間の名誉を食い物にする詐欺に近い因業な商売。
人を好きになるというのは、その人を信じるということではないか?
悩みは、なかなか人を好きになれないことである。
それは人を信じることができないという人間不信の問題ではないか?
父は「自分は人間嫌いだから」と常々言っていた。
金銭授受の関係以外、信じていないような、けっこうひどい現実主義者であった。
友人はひとりもいないという。葬式にはだれも呼ぶな。
大学時代に友人だった秋葉原の歯医者に百万貸したらトンズラされたという。
母は精神病だから人間不信のかたまりで、非常に疑い深かった。
子どもの机の引き出しなんて平気で開けたし、日記があれば読んだであろう。
しかし、それは相手に関心があるということ。
好きの裏返しともいえなくもないのか。
好きになるの反意語は、嫌いになるだが、口語では裏切られたであろう。
夫婦喧嘩や離婚調停は「どっちも正しい」ことが多い。
裁判所は条件(利害損得)をつめて和解勧告するしかない。
お金の問題に行き着く。
父は満州から引き揚げてきた母子家庭の育ち。
母も貧困家庭出身で4人きょうだいの長女だから苦労したのだろう。
45歳になって思うのは、両親を比べたら父のほうが母よりもまだ甘いところがあった。
女よりも男は甘いと言い換えてもよろしい。
引き合いに出すのは失礼な話だが、
山田太一さんとおなじで人を信じないところがある。人間不信。警戒心が強い。
「死にたい」と繰り返す精神病の母に「死なないで」と懇願、約束したが、
それは目の前で飛び降り自殺という最悪のかたちで破られた。
直近では八王子BMW。
あっちから小説を依頼してきた。
「私は才能を世に出したいだけなんだ」
「そんな甘い話はないでしょう?」
「私を信じてほしい」
1年後はやっぱり豹変。
「土屋さんに依頼した小説は、仏教ビジネスの商品。
私が購入したものだから、私の自由に内容を改変できる」
それどころか――。
期限通りに次のギャラを払わないと言い出した。
怒って八王子にカチコミをかけるぞとメールに書いたら、
刑事告訴して刑務所にぶち込んでやると、なぜかわたしにではなく姉に連絡。
山田太一さんの言うように、やっぱり他人を信じちゃいけないんだなあ。
さてさて自費出版。
最後で「金は払わない」とどんでん返しをされる可能性は、
これまでから考えてもありうる話。
それをされると非常に困る。金額も対面と電話およびメールでは変わっていた。
念書をもらった。それでも言い逃れはできるだろう。
「どうして私を信じられないんだ?」
胸に手を当ててお考えになってくださいませ。
むかし作家で精神科医のある先生から、
「土屋さんは、なんだかんだいって、人を自分の思う通りに動かす人格障害者」
とメールで指摘されたことがあって、そのときは、そうかなあ、と思っていたが、
いまはそうだよなあ、と思う。
なるほど彼の言う通り、いや先生だから、おっしゃる通りなのだと思う。
このまえ聞いたら、そんな失礼なこと言ったかなあ、
と覚えていなかったが、それでいいのです。わたしはひどいやつだという自覚がある。
自覚しているのに治そうとしないところが「男はつらいよ」の寅さんみたい。
ああ、寅さんは自覚さえしていないか。ならあれよりはましか。あれよりは。
それでも自分勝手に好きなように生きてきたところがある。
そのくせあんまり反省をしていない。
どこかで人の迷惑なんて知ったこっちゃないと思っている。
先日、八王子BMWに出版社の件で「俺の顔をつぶしたな」といわれた。
「知ったこっちゃねえ」と思わず口走っていた。
相手は意味がわからず、3回くらい「知ったこっちゃねえ、です」と繰り返した。
名誉をふんだんにお持ちの方の語彙には入っていない言葉なのだろう。
BMWが無断で姉に連絡してわたしを刑務所に入れるだのなんだのと騒動を起こしたのを、
いまでも根に持っている。
しかし、名家のお坊ちゃんで、底辺世界を知らない富裕層のほうが正しいのだろう。
自費出版会社の女も、わたしには10分しか相手にしてくれなかった。
上客である代表取締役の八王子BMWの意向ばかり気にしていた。
小説で貧乏自慢をしたから、
即座にこいつに時間を使っても金にならないと判断したのだろう。
此岸(しがん)の論理、一般の見方でいえば悪いのはわたしなんだよ。
シナセンの件も、あいどん師匠の件も、小谷野敦関連も……、
いまもって当方を苛(さいな)む八王子BMW問題も、どちらかといえばね。
人格者ぶっていた、
山田太一に仲人をしてもらったのが自慢のあいどん師匠は、
いまごろになってわたしを「ウジ虫」だとか悪口を書いていたけれど。
ようやく正直になったな、とクスッと笑った。
八王子BMWも外面(そとづら)がいいというのか、善人ぶる。人格者ぶる。
実像はドタキャンを繰り返す、パワハラ上司的な面もないことはないのだが。
「代表取締役」の肩書や高いスーツ、BMWがなかったら、あんなに威張れるかなあ。
名家出身で「代表取締役」の肩書に縛られている面もあって、それは可哀想で、
やたら名誉、名誉と自分の名誉や体面にこだわるところがある。
「うちの顧問弁護士にいって名誉棄損で訴えるぞ」と公園で叫んでいましたよね。
どこぞの名誉会長みたいな、名誉の迫力がございました。
わたしはあいどん師匠から「ウジ虫」となじられようが、
そもそも名誉がない人間ですから。
名誉なんか身にまとったことがない。
捨てる。名誉を捨てる。善悪を捨てる。貴賤貧富を捨てる。
踊り念仏の一遍や八王子BMWがお好きなお釈迦さまの教えです。
わたしは母の自殺以降、此岸(善悪)を超えた彼岸(ひがん)にいます。
悟ったとかではなく、投げやりになっている。善悪なんてないんじゃないか?
わたしの黒歴史、2ちゃんねる、
美香時代をいまでも覚えている人がいるんだなあ。
あれは消してもいい過去なんだけど。
いやさ、「美香」っていうネカマHNで2ちゃんねるでブイブイいわせていたのよ。
だって、若い女性っていう設定のほうが注目を集めるでしょ?
美香に釣られた男はたくさんいた。女も釣っちゃうって、おまえは名人かよ!
美香時代は私生活が荒れていたなあ。ゆえにバリバリ激辛よ。
美香なんて存在しない。でも、美香みたいな人がいたらいいなあ。
山田太一の創作技法とおなじであります。こんな人がいたらいいなあ。